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  • 二十 楢島(ならしま)あおい マンガ家 2018年7月1日更新
 マンガを描く。
 もちろん私はマンガ家なんだから、マンガを描くのはお仕事。でも、何ていうのかな、仕事っていう感覚とはちょっと違うと思うんだ。
 デビューはしたけれど、他のマンガ家さんとはまだあんまり会ったことがない。パーティでものすごい大物のマンガ家さんにご挨拶したことはあるし、同年代のマンガ家さんともお話ししたことはあるけれど、友達ってところまではまだ仲良くなっていない。会う時間もなかったしね。
 だから、それが普通の感覚かどうかはわかんないけど。
 でも、きっとマンガ家さんとか小説家の人とか、あるいは画家さんとか、ミュージシャンとか、自分の好きなことをやっている創作関係の人は同じような感覚を持っているんじゃないかなって思う。
 仕事じゃない。
 好きでやってることに、お金を貰(もら)えるようになっただけ。
 それを仕事って言うのなら、確かに仕事なんだけど。
 そしてそれを言ったなら、巡(めぐる)さんもお巡りさんの仕事は、好きでやっているって。だからそういう意味では私の感覚と同じように、仕事って思っていないかもしれないって。生きているうちは、身体と頭が動くうちは、ずっとそれをやっていきたい。私も巡さんもそれは同じ考え方だった。
 連載のマンガは、今、書き溜めている。
 再来月からの本誌での連載スタートはもう決まっていて、初回から五回目までの原稿はもうオッケーを貰っているんだ。そして五回目までにそれぞれのキャラクターの紹介や最初の出来事は終わってしまう。
 六回目からは新展開になるんだけど、その新展開のアイデアを貰ったので、それを生かしてネームを描いた。
 びっくりするぐらいにネームがすらすら描けて、そして七回目、八回目のネームも描いてしまった。最後まで描こうと思ったけどそうするとざっと考えても十二回目ぐらいになりそうだったから、ここから先はちょっと担当さんのオッケーを貰ってからにしようって思ってそこまでにして見てもらった。
 ネームを見てもらう時間は、今でも本当にドキドキする。おもしろいって言ってもらえるだろうか、全ボツにならないだろうかって。
 担当さんが、すっごくびっくりしていた。
「すっごいハードな展開になりますね!」
「そうなんです! ここで主人公の過去に戻っておいて、ハードな警察小説を地で行く感じでやってしまった方が、この後の展開もしやすいと思うんですけど!」
「いいです! おもしろいです! まさか過去にこんな大事(おおごと)があるなんてスゴイです。これ、もちろん最後までネームは頭の中にあるんですよね?」
「あります!」
 説明した。
 最後のオチまで。
 私が連載するのは、お巡りさんが主人公のマンガ『コーバン!』なんだ。
 そう、交番に勤務するお巡りさん。
 巡さんが、モデル。


二十一 宇田巡(うためぐる) 巡査

〈東楽観寺(ひがしらっかんじ)〉の境内(けいだい)。
 僕の休みの日の早朝、午前六時ぐらいに待ってるからって伝えてもらった。その時間の境内にはもちろん誰もいないし、いたとしても早朝の散歩をしているんだろうとしか思えないからって。何だったら普段着で来た方がいいかもしれないとも。
 柳(やなぎ)が今どこでどうしているかを僕が調べるわけにはいかなかったんだけど、浜本(はまもと)さんを通じて伝言をしてもらうことができた。
 浜本さんにご迷惑を掛けることになるんじゃないかと思ったけど、もうこんな年齢なんだから今さら何が起ころうとまったく気にしなくていい、と浜本さんは笑っていた。じいちゃんへの、宇田源一郎(うたげんいちろう)巡査部長へのせめてもの恩返しだと。
 それに、何も起こらないようにするから心配しなくていいよ、と、天野(あまの)さくらさんが約束してくれた。年配のお二人に迷惑を掛けるのは申し訳なかったんだけど、ご好意に甘えることにした。
 自分が本当にまだまだひよっこなんだと苦笑いしか出なかったけど。
「久しぶり」
 境内の真ん中辺りに静かに現れて目の前に立った柳にそう言うと、こくり、と頷(うなず)いた。
 全然変わってなかった。普段着でもいいって言ったのにスーツを着ていた。でも、大したものだった。まったく警察関係者には見えない雰囲気だった。早めに出勤したどこかの一般職のサラリーマンにしか見えなかった。
「少し痩(や)せたんじゃないのか?」
「お前は太ったんじゃないのか。幸せ太りか」
 少し皮肉めいた言い方も変わっていないか。
「彼女、可愛いな。高校出たばっかりってのは反則だぞお前」
 うん、それは自分でもちょっと驚いている。
「まさか僕がって思うだろう?」
「思うよ。お前はどっちかっていうと女嫌いな方だったからな」
「柳は、彼女はできたか?」
「あたりまえだろう」
 肩を竦(すく)めて見せる。
「お前と違って俺は表向きには波風立てることなく、至極平凡に見えるように人生を送っていくんだ。彼女は二つ下の普通のOLだ。三十で結婚するつもりだ」
「そうか」
 柳が、息を軽く吐いた。
「とは言っても、お前に見張っていることがバレちまったのは失態だったけどな。まさかOBから手蔓(てづる)を頼ってくるとはびっくりだよ」
「どこから連絡が来たんだ?」
 僕は浜本さんやさくらさんがどんな手蔓を辿ったのかはまったくわからない。柳は唇を曲げた。
「言えるか。まぁとりあえず俺のところにもお前のところにも波風は立っていないから安心しろ。ここに来たのも、早朝の散歩と同じだ」
「そうか」
 それなら良かった。
「単刀直入に行くぞ」
「いいよ」
 柳が顎(あご)で後ろの庵(いおり)を示した。
「どこに隠したんだ? お前の部屋を徹底的に捜索したが、それらしいものは何も見つからなかった」
「僕だってバカじゃないからね。すぐにわかるようなところには隠さないよ。そもそも自分の手元になんか置かない」
「手元に置かない?」
「そうだよ」
「俺みたいな人間が探しに来るかもしれないって想定していたのか」
 もちろん、って頷いておいた。
「誰かが探しに来たところで僕の手元には、あの部屋にはどこにもないんだから見つけようもない。探そうにも手掛かりひとつない。っていうことは、そんなものはないんだって結論になる。そうするしかない」
「そういうふうに仕向けておいたってことか」
「そういうこと。柳もさっさとそう思ってくれればいいものを、随分しつこいよね。どうしたんだ?」
 柳が何だかものすごく辛そうに溜息(ためいき)をついたけどきっとわざとだ。
「俺は、それを見つけないことには、通常の業務に戻れないんだよ」
「命令だったのか」
 それは意外だった。
「誰の命令だったのかはお前には言えん。けれども、俺自身が結論を出して何らかの形で報告しなきゃならないことだけは確かだ。そして俺はいつまでもこんなことをしてられないんだ」
「さっさと通常の業務に戻って出世のために働かなきゃならない、かい?」
「その通り。よくわかってんじゃないか俺のことを。さぁ、教えてくれ。お前は何をその手の内にしていて、それはどこにあるんだ?」
 本当は誰にも教える気はなかったんだけど、こうなってしまってはしょうがない。
「メモも録音もなしだよ」
「わかってる」
 柳がスーツの上着を広げた。
「何も隠していない。そこは、同期のお前を裏切ったりしない」
 そこは信用する。
「久保一誠(くぼいっせい)警視正の行ってきた癒着(ゆちゃく)の証拠だよ」
 柳が右の眼を細めた。
「久保警視正は指定暴力団〈祥伝(しょうでん)組〉と繋がり殺傷能力の強い武器や覚醒剤の密輸・売買を見逃すかわりに、違法賭博の上がりを自分の口座にプールさせている。そのプールされた金はあるNGOや企業を通じてきれいにされて、繋がっている議員の手元へと回っていく。そういうシステムを久保警視正は完全に構築したんだ。今現在警視正の裏の資産は何億円にも膨れ上がっていると思うよ」
 柳の顔が、歪(ゆが)んだ。
「どうせそんなこったろうと思っていたけどな」
「うん」
 よくある話だ。よくある話だけれど、滅多に表に出てこない話だ。何故なら表に出た段階で国家の中枢が崩れるからだ。
「お前、どうやってその証拠を押さえたんだ?」
 柳が首を捻った。
「どう頑張っても通常の業務をこなしながらそんな大掛かりなものを、たった一人で調べ上げられるはずがないだろう。検察が一チーム、いや全てのチームを突っ込んだってとんでもなく難しい案件だ」
 その通りだと思う。
「じいちゃんだよ」
「じいちゃん?」
 そう。
 宇田源一郎。
「僕の祖父である宇田源一郎が警察官だったのは知っているよね?」
 柳が頷いた。
「以前に聞いたな」
「じいちゃんは、久保警視正がまだ新人で、研修で現場に出ている頃に同じところにいたんだよ。そして、ある小さな事件で久保警視正が幼馴染みと出会(でくわ)したのを覚えていたんだ」
「幼馴染み?」
「名前は、菊田和正(きくたかずまさ)。今は〈祥伝組〉のトップだよね」
「マジか」
 さすがに驚いたらしく、眼を丸くした。
「マジなんだよ。それからじいちゃんはずっと彼ら二人のことを忘れなかった。本人も言っていたけど出会したときの二人の様子に余程心に残ったものがあったんだね。後からわかったことだけど二人には特別な絆(きずな)があったんだね。じいちゃんが折りに触れて彼らのことを調べてみると、繋がりが切れずにずっと続いていることが確認できた。でも、それがただの友人関係なら、じいちゃんも見逃していた。いくら警察官とヤクザといっても純粋な友人関係は成り立つだろうから。成り立つと信じたいタイプの男だったからね、じいちゃんは」
「しかし、そうじゃなかった、か」
 そういうこと。
「そこで、じいちゃんはそれまでの警察官人生でコツコツとじっくり築いていった人脈をその一点に絞(しぼ)り込んで再構築していったんだ。久保と菊田。二人の関係と行動を確実に把握して記録できるように。それこそ久保警視正が菊田と二人で不正なシステムを築いていったのと同じようにね。まるで歩みを同じくするみたいに」
「つまり?」
「二人を監視し続けたんだよ。久保警視正の周囲に自分の信用できる人間を置いた。菊田の周りのチンピラを自分の仲間にした。久保警視正や菊田の家に出入りする配送業者や電気、ガス、水道の検針をする会社や灯油を配達する人間やホームレスの人たちなどなど、ありとあらゆる手段とコネを使ってじいちゃんのために二人の行動を記録して監視する仲間を増やし続けた。最終的には二十人ぐらいのチームになった。で、そこで集めた情報を、後に警察官になった僕に託したんだ」
 だから僕は、久保警視正の癒着の証拠をきちんと形にすることができた。
「録音、録画、金の流れが記された書類、そういうものが全部揃(そろ)っている。もちろん、それらを集めた人たちのことは公にできないし、もう亡くなっている人も多いしチームは解散している。けれど、これだけ揃っていればただの事件だったら百回逮捕したってお釣りが来るぐらいのものが、はっきりと形になっている」
 柳が、今度こそ真剣に本気で溜息をついた。
「お釣りどころか、下手したら今の内閣が総辞職するぐらいまでいくんじゃないのか」
「公安が有能で、どこからも横槍も入らず忖度(そんたく)もないなら、内閣は総辞職に追い込まれて、国会議員の半分は捕まるんじゃないかな」
 そういう証拠が、ある。
「USBか何かか。そういう記録媒体を部屋ではないどこかに隠しているのか」
「その通り」
 USBに入っている。
「紙の状態にもして別々の場所に置いてあるんだろう」
「ご明察」
 デジタルデータほど信用できないものはない。何せ一発で消えてしまう可能性があるんだから。紙なら、少なくとも火事に遭わない限りは消えない。
「どこだ。教えろ。どうせ表に出せないんだろう。俺が処分してやる。処分した後にじいさんの墓参りをしてしっかり謝っておく」
「じいちゃんはまだ生きているよ。施設でね。認知症が進んでもう僕のこともわからなくなっているけれど」
「じゃあ、果物でもお土産に買って、話し相手になりに行くから。どこか教えろ」
 そうだった。柳は確か家庭の事情で子供時代を祖父母の家で過ごしたんだった。今も、じいちゃんばあちゃんのことをすごく大事にしているって前に言っていたっけ。
 指差した。
 柳の後ろを。
 柳が後ろを振り返って、それから僕に向き直って口を開けた。
「寺ってか」
 そう。
〈東楽観寺〉だ。
「去年の年末に煤払(すすはら)いを手伝ったんだ。なかなか大変なんだよ、広いからね。一昨年の年末にも手伝ったんだけど、そのときに眼を付けておいたんだ。いい隠し場所を見つけてね。そこに、隠しておいた。誰もそこを探そうなんて、そこに手を付けようなんて思わないところにね」
「どこだ」
「ご本尊と台座の間」
 柳の口がぽっかりと開いた。
「つまり、〈東楽観寺〉のご本尊のお尻の下にUSBが挟んである。プリントアウトしたものは〈宇田家〉先祖代々の墓の中で、三年前からご先祖様の骨と一緒に眠っているよ」
 柳が天を仰いだ。
 その途端、何かに撃たれたように後ろに飛び退(すさ)った。
「宇田」
「うん」
「あれは、何だ」
 柳が空を指差した。
「ドローンっていうものだよ」
 そう。
 ドローンだ。
 撮影用の。
 ケイとカツヤが寺の中で操っている。
「そんなことは知っている」
「全然気づかなかっただろう? あのドローンは特別製なんだ。売り出したら全世界から注文が殺到するぐらいの高い静音性と操作性を兼ね備えている」
 実際、向こうの道路を走り去る車のエンジン音と変わらないぐらいの音しかここからは聞こえない。
 知っている僕はわかっていたけれど、柳はまったく気づいていなかった。
「どうしてあんなものが上にあるんだ」
「さっきからずっと僕たちのことを撮影しているから。ついでに言えば、向こうの車で待機している仲間の方も映しているよ」
 柳の顔が歪んだ。
「お前が素直に渡すはずがないとは思っていたけど、そんなことを。いつの間にそんな飛び道具を」
「人間は成長するものだよ柳」
 全部録画している。
「言うまでもないけれど、あのドローンに備え付けてあるカメラは高性能だ。お前の顔のほくろの位置だってはっきりわかるぐらいにきれいに撮れているよ。もちろん、仲間の顔もね」
 これは保険だ。
「証拠が僕の手にあることを、僕はさらけ出した。これで柳はしっかり報告できるよね。USBも紙の書類も持っていっていいよ。〈東楽観寺〉が許可を出したならね」
「許可なんか貰わなくたって忍び込める」
「そうだろうね。〈宇田家〉先祖代々の墓もどこにあるかは調べられるんだろう? でも、あのドローンで撮影したものは渡さない。渡さないって言うか、もうクラウドに送られているからいくら柳たちでもどうしようもない。さらに言うと」
 右手にずっと持っていたカバンを持ち上げた。
「ここに、あるものが入っている」
「そうなんだろう。俺はそこにきっと紙にプリントアウトしたものが入っているものだとばかり思っていたが」
「違うよ」
「違うんだろうな。何が入っているんだ」
 三歩近づいて、カバンを開けた。
「ちょっとカバンを持ってて」
 柳が素直にカバンを持つ。
 中から、紙を取り出した。
「僕の彼女のことを知っているね?」
 柳が頷いた。
「楢島(ならしま)あおい。もうすぐ十九歳」
「職業は?」
「新人のマンガ家」
 そう言って間髪入れずに柳が大声を出した。
「おい! まさか!」
 そう。
「その、まさか」
 原稿を、柳の方に向けた。
「これは再来月から始める新人マンガ家〈楢島あおい〉さん期待の新連載『コーバン!』の原稿のコピーだよ。新連載の内容まではさすがに調べていないだろう?」
 柳の肩が落ちた。
 カバンも下に落ちた。
「調べてない。今、そのタイトルを聞いて何もかもわかった」
「さすがに察しがいいね。『コーバン!』っていうのは交番のことだ。主人公は交番詰めの若いお巡りさんなんだ。彼女は、その若いお巡りさんが過去に巻き込まれた汚職事件のことを既(すで)にマンガに描いている。編集者のオッケーも出ている。その内容はもちろん」
「久保警視正の悪行三昧(ざんまい)を全部描いているんだろう」
「その通り」
 きっと、東楽観寺の中で、モニターを前にして行成(ゆきなり)たちは笑っている。してやったりって顔で。
「これが世に出るのは誰にも止められない。そもそもが〈完全なるフィクション〉として描いているんだからね。出版社に言って差し止めようとしたって『え? なんで?』って向こうがキョトンとするだろうね。どうしてただの少女マンガを警察が差し止めようとするんだって。そんな真似は警察にはできない」
「できるわけないだろう」
 カバンを拾って、原稿のコピーをしまった。
「柳」
 僕を見た。
「証拠は持っていけよ。そして報告しろ。何もかも。その結果、もしも僕の周りのいる人たちに」
 あおいはもちろん、行成にも、浜本さんにも、さくらさんにも。
「何かがあったなら、僕は何もかもぶちまける。何にもなかったのなら、僕は一生口を閉じている。もちろん、あおいも、関わった人間全員がだ。このマンガはその取引のための保証だ。何もかもぶちまけたときに既にここに描いておいたという事実を関わった皆が知っているというね」
「まいった」
 柳が、両手を上げた。
「降参」
 そう言って、顔を顰(しか)めた後に、笑った。
「そもそも俺はお前と敵対なんかしたくない。誰が好き好んで自分より何十倍もスゴイと思ってる奴と正面切って戦うかってんだ」
「買いかぶりだよ」
「報告はする。証拠は何もなかったって」
「いいのか?」
 いい、って柳は頷いた。
「俺がお前と直(じか)に会って確認したと言えば納得する。そのために使われたんだ俺は」
「マンガはどうする?」
 少し柳は考えた。
「出るのはいつだ?」
「半年以上先だね」
 半年か、って繰り返した。
「じゃあ、ちょうどいい。そのまま出せ。俺も楽しみに読む」
「大丈夫なのか」
 もちろん、って頷いた。
「その頃には俺は異動が決まってる。本庁だ。そこから〈完全なるフィクション〉であるお前が主人公の少女マンガをにやにやしながら読む」

(つづく) 次回は2018年7月15日更新予定です。

著者プロフィール

  • 小路幸也

    1961年北海道生まれ。広告制作会社を経て執筆活動へ。2002年『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第二十九回メフィスト賞を受賞しビュー。 「東京バンドワゴン」シリーズはベストセラーとなり、ドラマ化もされた。著書に『うたうひと』『さくらの丘で』『娘の結婚』『アシタノユキカタ』(以上すべて祥伝社刊)など多数。